今更SUPER ROCK'N'ROLLERSについて語る。

久しぶりに日記書くぜ!

皆さんもご存知SUPER ROCK'N'ROLLERSですが(存知ねーよ)

めちゃくちゃカッコイイ!

このアーティストはゲーム、キラ☆キラカーテンコールの主人公、宗太のバンドですな。

もちろん架空のバンドです。

2008年発売のゲームですね(詳細が知りたかったらWikiを見てね)

だがしかし、この歌は誰が歌ってるんだろう…?

曲調はもちロック!

歌い方は清春っぽいです。

もちろんゲームの中でのバンドなので、誰が歌ってるか分からないわけですが…。

宗太の中の人は一体誰なんでしょう?

コタロー自体清春のモノマネが得意なんで、この曲もコピーしたいわけですよ。

で、日夜練習してるんですが、難しい!

歌い方はさまになってると思うんですが、まだまだ練習不足。

あー、カラオケに入ってくれねぇかな。

しかし、レーベルがインディーズなんで無理でしょうね。

あ、でもエルレはインディーズでもカラオケ入ってるなぁ…。

という事で、流行り物を書かないコタローさんらしい記事になったね。

よかったら皆もBad Trip diveを聴いてみて!

カッコイイから!

ユーチューブで聞けるんでぜひ聴いてみて下さい!

最近はケータイでもネットが出来る時代になってんだもんなぁ…。

ちなみにコタローはケータイもってません。

掛ける相手限られてますし。

なんなら家電で十分ですよ。

でも、そろそろケータイ欲しくなってきた…。

でも最新型はたけーんだよな。

金ねーしな。

ちなみにスパロクのアルバムは5曲入りで2000円はボッタクリだと思う。

あんまりいい曲入ってないし…。

それでは今日はこの辺で。

でわでわ~。

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milktub1stアルバム。

milktubの新作アルバム買ったるわー!

しかし、10曲かぁ…。

10曲で3000円かぁ…。

まぁ、限定版で買えばDVDも付いてくるし。

しかもアマゾンで予約すると、通常価格よりかなり安い!

通常版の方が高いくらいだ。

オリコンに入らねぇかなぁ…。

加藤イーグルポーズでテレビで紹介されねぇかな。

よし!

予約だ!

SMILE ENERGY(初回限定盤)(DVD付) SMILE ENERGY

↑こっちが限定版。       ↑こっちが通常版。

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間奏弾けたよ。

ようやくキラ☆キラ通しで弾けるようになった。

間奏がちょっともたつくけど、何とか一週間以内に…。

って一週間とっくに過ぎてる!?

でも弾けるようになったからバツゲームは無し!

結局tab譜見ないで終わった。

だからあまり当てにならない。

で、結局のところ自分が楽しけりゃいいんだよね。

別にライブするわけでもないし。

そんな後ろ向きな精神で生きてます。

Kira☆Kira Show Time!! PCゲーム「キラ☆キラ カーテンコール」第二文芸部 2ndアルバム Rock’nRoll Never Die

それでは今日はこの辺で。

でわでわ~。

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キラ☆キラ生活四日目。

キラ☆キラ生活四日目。

流石に聞き飽きた。

なので、気分転換にパフュームのポリリズムを聴く。

はぁ…。

いくら聞き飽きたからといってポリリズムって!

そして鋼の錬金術師の映画見て、ラルクいいじゃんとか思ってみたり。

確か本編でもラルクの楽曲が使われてたよね。

そういや棗恭介先輩(←リトルバスターズのキャラ)は元ラルクらしい。

しかし、流石に四日目となると、あれだね。

tab譜探したね。

やっぱり耳コピには限界があった。

他人の手を借りるのは屈辱的だが時間が無いので仕方あるまい。

果たしてスキンヘッドになるのか!?

それでは今日はこの辺で。

でわでわ~。

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間奏が弾けない。

キラ☆キラはあと間奏で完璧なんだけど、間奏が未だに聞き取れない。

耳まで悪くなったか…。

とにかく、後四日でマスターしてみる。

スキンヘッドはやっぱり無理!

美容室でイケてる髪型にしたい。

という訳で、今日の練習時間3時間。

いや、指が痛いんですよ(言い訳)

一応メモッてるんだけど、間違ってるかも…。

そゆわけであと四日で完璧に仕上げるぜ。

それでは今日はこの辺で。

でわでわ~。

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キラ☆キラ練習中。

昨日書いたとおり、今日からキラ☆キラを弾いてみた。

案外すんなり弾けた。

でも間奏がまだ弾けないんだよなぁ。

一応それっぽいフレットでごちゃごちゃやってるけど、未だにわかんね。

それより指痛ぇ。

なぜかピック持ってるほうの指が痛い。

そんな事よりキラ☆キラってなんじゃい。

という方はOVERDRIVEのホムペにGO!

http://www.over-drive.jp/

はい、直リン。

という訳で、あと六日で完璧に弾けるようになるぞ、と。

バツゲームはまだ考えてません。

まぁ、無難にボウズにするとかでいいんじゃね?

写メとれるし。

ちょうどロン毛にも飽きてきた事だし。

あ、スキンヘッドにするか。

うん、それがいい。

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ギター侍?波多のことか?

久々にギターを触ってみた。

指が動かねぇ動かねぇ…。

前だったらhideの曲とか余裕で弾けたのに今の自分は何て体たらくなんだ!

よし、決めた。

これから一週間でキラ☆キラを弾いてやる。

弾いてみた選手権には参加しないがやってやる!

なぜ今更キラ☆キラなのかというと、簡単そうだから。

初心者同然に戻ってしまった自分には丁度いい課題かと。

もちろん耳コピですよ。

hideの時はスコア見て弾いてた。

GreenDayは耳コピ。

BLINK-182も耳コピ。

つよきす主題歌も耳コピ。

という訳でキラ☆キラも耳コピしようかと。

結局それっぽく弾ければいいんですよ。

スローガンは“それっぽく”

何も完全にコピーしなくてもいい訳ですよ。

“それっぽく”聞こえれば。

それじゃ、明日からスタートね。

これから一週間その話題だけね。

音源うp出来ればいいんだけど、設備が整ってない。

だから文字で記録を残す。

一週間以内にコピー出来なかったらバツゲーム。

バツゲームの内容は後日考えるとする。

今日は酔っ払ってないから大丈夫だけど、明日は飲む日だから(ワタクシの酒飲んでいい日は決まってるのです)昼間しか練習出来ないな。

最近はめっきり寒くなってドアも閉めっぱなしだから音漏れの心配はないな。

と、まぁグダグダ書いてますが、えぇ、そうなんです。

実はとっても暇なんです。

書くこと無いしどないしよーと思ってたらオーディオからキラ☆キラが流れてきた。

これ幸いとネタにした。

今は反省してる。

でもやりきる!

ガンパレ!

自分やれば出来る子!

よく小学校の通知表に書かれてただろ、やれば出来る子って!

だからやってやるのさ。

あー、ドラム欲しい(ぇー

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おかあさん。

今Mステ見てたらグループ魂出てやんの。

しかも曲がマクロス7のPOWER TO THE DREAMのパクリだ。

パワートゥザおか~さ~ん!

ネタ的には面白い。

こんどカラオケ行ったときぜひ歌おう。

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milktub最高!

milktubのベストDisc2ヘヴィーローテーション中。

いいよ、これ。

これ、いいよ。

Fu-kin Hi-kin 2008の冒頭コントもいいよこれ。

おバカで速くてかっちょいい。

いや、曲自体もいいんだけどね。

EverGreenとかもカッコイイ。

Rock'n'RollTraveの歌詞とかかっちょいい。

LOST CHILD以下略

マジバンドやりたくなる。

ただ顔ロードとかはいらんかったなぁ。

Disc1より2の方がいいなぁ、個人的に。

キャラメルとか好きだけど、既にCD持ってるし…。

とにかくオススメ、ロッケンロール!

milktub 15周年記念ベストアルバム milktub 15周年記念ベストアルバム

アーティスト:milktub,YURIA,NANA,UR@N,佐藤ひろ美,泉こなた(平野綾),いとうかなこ,橋本みゆき,井上みゆ,後藤邑子,yozuca*
販売元:Lantis(K)(M)
発売日:2008/03/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ゴトゥーザ様も参加してらっしゃるのね。

危うく見逃しそうになった。

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milktubのHate Song

今、milktubのCD聞いてるんだけどHAPPY GO!!のカップリング曲Hate Songが良い。

曲調はスローバラードでちょっとヴィジュアル系っぽい。

ん?

歌詞を良く聞くと白く染まる世界?加速する右手?

慰め終えるといつも後悔が僕を襲い苦しめる?

これオナニーの歌じゃねぇか!

オナニーソングかよ!

ちょっと笑ったぞ。

まぁ曲自体は良いんだけどね。

歌詞がさすがmilktubだなと思った。

まぁHAPPY GO!!と共にいい曲だからいいけどさ。

そんなmilktubがベストアルバムを出したらしい。

これは早速買いだな。

milktub 15周年記念ベストアルバム

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人はみんな昔のことを忘れがちだけど、あの頃の事をちゃんと覚えているかい?

最近hideブームが再びなんですよ。

いや、自分の中でね。

過去のアルバムをガサゴソ出してきて聞いてるんですけど、やっぱ良い物はいつ聴いてもいい!

亡くなってなかったらきっと今頃海外で活躍でもしてたでしょうね。

さて、来年はhideさん10回忌です。

それを記念してまたトリビュートアルバムとか出さねぇかな?

多分hideさんの影響受けた方々が今のミュージックシーンに沢山いるでしょうから、何かかまして欲しいですね。

それにしてもJa zooの最後のトラックで、隠し曲があると思わせといて実は無いというトリッキーさに驚き。

ねぇのかよ!

みたいな。

それでは、また春に会いましょう。

 

いや、日刊だろ?これ…。

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パワーだけ上がってもスピードが落ちるんだ…。

昨日は病院でした。

リスパダールが不調なので、他のクスリに変えてもらおうとしたら、リスパダール2㎎になった。

 

うぉい!

 

パワーアップしただけじゃねぇか!

苦いんだよね、アレ。

そんな事より、黒の契約者のOPがアンカフェになってましたね。

クレイモアのOPにも初期デスノートOPのナイトメアを起用してますしね。

ヴィジュアル系復活してきてますね。

アンカフェにもメガマゾと同じく?女装してる方居ましたねそういえば。

何かのプロモで。

まぁ、どっちも女顔だから許せるんだけどね。

それにしてもアンカフェサウンドは浅倉大介さんっぽい。

要するにT.M.Rに近いって事。

それより、ココログフリーのメンテで、大幅に改良されてますけど、前の方が使いやすかったですよ、ニフティさん…。

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OVERDRIVE新作「キラ☆キラ」発表!

さぁ、遂にOVERDRIVEからの新作が発表されたズェ!

その名も「キラ☆キラ」だそうだズェ!

最近小説ブログに成り下がってるこのブログにも遂にネタ光臨だズェ!

タイトルの由来はまた童謡からかァ!?

「グリーングリーン」→ある日~♪パパと~♪語り~あったさ~♪

「エーデルワイス」→エーデルワーイス♪エーデルワーイス♪

「キラキラ星」→キーラーキーラーひ~か~る~♪

しかしまた、何もわざわざ学園物にしなくてもよかったんじゃぁネェか!?

また、「この作品の登場人物は未成年ではありません」

って表記しなくちゃいけなくなるんじゃネェかぁ!?

それと主人公が何故か女装?をしてるのが気になるなァ!!

っていうかパンクバンドなんてモロ俺のツボだコラァ!

美少女+バンド+ゲーム=「キラ☆キラ」だズェ!

モデルとなった楽器はどれも有名なモンばっかだズェ!

ギターはGibson 57 Les Paul Jr、GIBSON 61 SG Reissue!

主人公のベースはFender Precision Bass!

有名モデルじゃぁネェか!

でも主人公のベースはスェンダーと書かれたパチモンだズェ!

あと、ドラムだけモデルが発表されてなかったナァ!

パールか!?

まぁ、ドラムにゃ興味ねーからいーケドよ!

追いつけ!俺のマシンスペック!

追い越せ!俺の購買意欲!

今年の冬が待ちきれネェぞコラァ!

(興奮の為、一部(全部)、不適切な発言があったことをここでお詫びします)

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『ドラゴンオーバードライブ』第四曲目。

-ライブ当日-

「うぅ…、昨日は全然眠れなかった…」

「よっ!どうした?目の下にクマなんて作ってよ!」

如月が背中をバン!と叩きながら聞いてきた。

「それが…、全然眠れなくて…」

「まぁ、気楽に構えてりゃいいんじゃねーか?俺たち散々音合わせしてきたろ?」

「あまりに眠れなかったんで、ジョジョの奇妙な冒険を一巻から最終巻まで読んじゃいました…」

「そ、そうか…、あんまり無理すんなよ?」

「な、なにをするだー…。メメタァ…」

「ダメだ、完全にイっちまってる…」

 

-控え室-

 

「今日ってドコと対バンだっけ?」

と、紫苑が聞くと、黒須がすかさず答える。

「たしかペガサス流星拳とダイヤモンドダストでしたっけね…」

「ふ~ん、そこそこ実力人気共にあるバンドだねぇ」

「新生ブレス・オブ・ファイアの対バン相手には丁度いいんじゃないですかね?」

「っていうか夢魔っちまた遅刻ー!これじゃリハに間に合わないよー!」

「スタンド同士は惹かれあう運命なんだ…」

「杏太はラリってるし…」

そんな感じでわいわいやってたら、控え室のドアがコンコンとなった。

「は~い?どなた~?」

紫苑が答えると同時にペガサス流星拳とダイヤモンドダストのメンバーが押し寄せてきた。

「今日はよろしくお願いしまっす!!」

「伝説のブレスさんと対バン出来るなんて光栄です!」

「一緒に写メ取ってください!」

「サイン下さい!」

「クッキー焼いてきたんで食べてください!」

「僕と付き合ってください!」

どかどかと二組のバンドが控え室に入ってくる。

「もー!こっちは夢魔っちがまだ来てないからピリピリしてるんだから、ライブ終わってからにしてー!」

紫苑がそう言うと、しゅんとして出て行った。

「どうもすいませんでした…」

「もう、マナーをわきまえてよね!っていうか最後の僕と付き合ってくださいってどういう意味さ!」

「それにしてもホントに夢魔遅いですね…」

「俺がその辺ちらっと見てくるわ」

如月がそう提案した。

「それじゃ、よろしくお願いします」

 

-ライブハウス刻命館前-

 

夢魔は刻命館前のカフェテラスでタバコをふかしていた。

「よっ!来てるならはやくハコ入れよ、皆待ってるぜ。それにリハに送れちまう」

「…リハはお前たちだけでやってくれー。俺はちょっと用事がある」

「ヴォーカル無しでリハ出来るかよ!バカ言ってねぇで、早くいくぞ!」

「すまん、外せない用事なんだ…」

「…そうか。女と会うとかだったら承知しねーからな!」

「すまんな…」

そういうと如月は刻命館に戻っていった。

「邪魔者は消えたみたいだね…」

そこに現れたのは流牙だった。

「男とデートなんかしたくねぇんだがな。用件があるなら早くしてくれ」

「今日のギグに僕の関係者のプロデューサーを呼んでおいたよ」

「どーいう風の吹き回しだ?俺等をデビューさせてくれるのか?」

「クックック、そんなんじゃないさ。キミ達の腐った音楽とやらを酷評してもらって何処にも居場所を無くすためさ」

「そりゃあ、ご親切に」

「キミ達がいるといつまでも過去の伝説とやらに振り回されるんだよね。はっきり言って邪魔なんだよ」

「そーかい?男たるもの伝説の一つや二つ持ってたほうがいいんじゃねーの?金玉だって二つあるんだし」

「クッ!お前の…、お前のそういう態度が昔から気に入らないんだよ!!」

今まで、そっぽを向いて肩肘を突きながら話を聞いていた夢魔が急に流牙に顔を向けた。

「俺たちはこれからも伝説を作っていく。一つや二つじゃ満足出来ないタチでね。あ、でも金玉は二つだけね」

「きっ、金玉はもうどうでもいい!!ふっ、まぁいいさ、ライブが始まればキミ達みたいなミジンコは踏み潰されるだけだよ?」

「バカだな、人間並みにデカいミジンコだったら人間より超つえーぞ?血ぃ吸われるぞ?」

「ミジンコは血は吸わん!!えぇい!もういい!とにかく今日のギグを楽しみにしてるんだな!」

そういうと流牙は去っていった。

「なんだ?ありゃぁ…?」

そうしてようやく夢魔もライブハウスへ向かった。

 

-控え室-

「おいっす」

「もう!夢魔っちがいない間にリハ終わっちゃったよ!?」

「わりーわりー、本番では血ぃ吐きながらでも全力で歌うからよ」

「血を吐きながら歌えるんですか?見てみたいですね…」

「もうオープンしてるよ?僕たちはトリだからまだ余裕あるけど…」

「そうだな、おーい、杏太ァ、ホントに歌詞出来てるんだろうなァ…」

「ナチスの技術は世界一ィィ!!」

「なんだ?どうした?杏太?」

「あまりの緊張に昨日読んだジョジョの内容が走馬灯のように流れてるんだろうさ、全巻読んだって言ってたからな」

「本番前日にジョジョ全巻読破とは…。こいつ大物だな」

「いや、逆に小心者だと思うが…」

 

二組目のラストの曲が始まった。

杏太は慌ててフライングVのチューニングをしていた。

昨日のジョジョのせいで何が何だか良く分からないうちにもう出番になってしまった。

「いまさらチューニングかよ、随分余裕だな…」

如月は呆れたように言った。

「だ、大丈夫です!」

「あ、最後の曲終わったみたいだよ!僕たちも早くソデに行かなきゃ!」

 

スタッフやらなんやらでごった返してる廊下を抜けると、薄暗い舞台ソデに来た。

「そんじゃ、恒例の”アレ”行っときますか!」

杏太は何のことか分からなかった。

「ホラ、手出せ、手」

皆が輪になって手を中央に出して、夢魔が皆に目配せをした。

「いいかぁ!最っ高のギグにしよーぜぇ!」

「ブレス・オブ・ファイア!GOー!!」

そして、ライブは始まった…。

 

一曲目は「宇宙戦隊B.O.F」だった。

ブレス目当てで来たお客さんはキャーキャーと騒いでいた。

俺はミスしないように必死だった。

「次の曲!プレリュード!!」

そして、二曲目三曲目も終わり、MCに入った。

「いやぁ、どうも、B.O.Fです」

お客さんから「え~っ!!」という声が聞こえた。

「あ、間違えた。ブレスオブファイア、略してB.O.Fです」

「キャーッ」っと歓声が上がる。

杏太には違いが分からなかった。

「そして俺が、ブレスのヴォーカル、インキュバスだコラー!!」

「インキュバスー!!」

歓声が一段と大きくなった。

「皆久しぶりだったな、コノヤロー共!元気にしてたかぁ!?俺たちは元気ビンビンだったぜぇ!?」

「黒須ー!」「紫苑くーん!!」「如月ー!」

さすがブレスオブファイアのメンバーは人気あるなぁ…と杏太は思った。

「いやね、急なんだけど新メンバーを皆に紹介したいと思います。杏太!」

杏太は急にフラれて焦ったが、何とかアドリブでギターを弾いた。

夢魔にマイクを渡される。

聞いてないぞ、俺が喋るのか!?

「え~、ど、どうも。リードギターの杏太です。よろしくお願いします」

観客から「かわいい~!」と歓声が上がった。

すぐに夢魔にマイクを返した。

「え?もういいの?もっとアピールしないとファン出来ないよ?そんじゃ、次はギター!如月!」

如月はギュインギュインとギターを鳴らし、夢魔からマイクを奪い取った。

「皆、濡れてるかぁー!」

「ビショビショー!」

なんてやりとりだ…。

杏太はそう思った。

今までのライブとは一味も二味も違った。

「ベース!黒須!!」

黒須もアドリブでベースを叩き鳴らす。

「え~、黒須君は地味なので、マイクパフォーマンスは無しで」

「えー!!」

「ウソウソ、ホラ黒須、マイク」

「みんな、今日は集まってくれて本当にありがとう…」

そして夢魔にマイクを渡す。

「ね、ホントに地味でしょ?そして最後にドラムス!紫苑!!」

アドリブでドラムを叩く紫苑。

夢魔からマイクを受け取った紫苑は元気いっぱいだった。

「やっほー!!みんな!最後まで楽しんで行ってね!帰り際には僕が皆にキスのサービスしちゃうよ!」

「きゃー!!」とまた歓声。

そして夢魔に再度マイクが渡される。

「まぁ、紫苑の唇は俺だけのものだけどな…」

ハコ中に笑い声が響く。

すごい。

歌唱力だけじゃなく、パフォーマンスも皆それぞれ個性的だ。

やっぱり伝説になるだけはある!

「それじゃ、曲にもどるぜぇ!Living Ded!!」

 

*********************************************************

 

そして六曲全て終わり、俺たちはステージからハケていった。

杏太の心臓はドキドキしていた。

アンコールが響けば俺の出番。

でももしアンコールがならなかったら…。

「…ンコール」

「アンコール!アンコール!」

夢魔に背中をバンと叩かれた。

俺は相棒フライングVを持ってステージに戻っていった。

そのあとからメンバーみんなが付いてきた。

まるで俺を後押ししてくれているかのように。

 

「プロデューサー、ひ、酷いでしょ?彼らの音楽。とてもバンドとしてレベルが低いというか…」

「流牙君…、確かにこの若者達の音楽は万人受けしないかもしれない。だが、熱い何かがある…」

「そ、そうですか…(畜生!このジジイにバンドサウンドの何が分かるっていうんだよ!)」

「いずれ…、彼等をプロデュースしてみようかと思う。流牙君。このステージに招待してくれてありがとう」

「い、いえ、どういたしまして…」

 

夢魔がマイクを持って俺を紹介してくれる。

「みんなー!アンコールは俺は歌わねぇ!」

「えー!!」

「だが、心配すんな!新メンバーでギターの杏太が歌ってくれる!!」

「この日の為に作った曲だ!皆!しっかりと耳に焼き付けて帰ってくれよな!!」

「そんじゃ、マイクはスタンドに付けておくぜ?」

杏太は意を決した。

 

「龍が焔を吐き出すように猛々しいこのバンド…。ブレス・オブ・ファイアの事を歌った曲です。聴いて下さい…」

 

「ドラゴンオーバードライブ!」

 

『ドラゴンオーバードライブ』 

***************************************************************

 

今日のあとがき。

実はタイトルが最後の歌の曲名でしたというオチ。

今回も色んなパロディを多様に含みました。

あちこちに配置されてるパロディを探すのも面白いかも…。

今回はバンドものということでちょっとココおかしいんじゃねーの?

って所は勘弁してくだせい…。

実は2話から4話まで一日で書き上げたほどスムーズに作業が進んでいたのです。

あえて、分けたのは、一応区切りをつける為です。

決してブログをサボりたいから一日で書き上げたわけではないです、念の為。

今回はキャラ分けも上手くいったかなと思います。

台詞の前に誰が喋ってるか書かなくても喋り方で誰が喋ってるか分かると思います。

そういや、女性キャラ一人も出てこなかったですね。

まぁ、今後があるとしたら女性マネージャーでも付けてみますか。

あと最後に「夢魔」とはキリスト教の悪魔であり、一話で夢魔のことをサキュバスと書きましたが、男性型の夢魔はインキュバスだそうです。

ちなみに豆知識として、女性型「夢魔」のことをサキュバスと言います。

インキュバスとは夢に出てきてに女性にエロスな事して、子を孕ませて帰っていく悪魔だそうです。

サキュバスは寝ている男性の夢に出てきて例のごとくエロスな事して性を搾り取って帰っていく悪魔だそうです。

なので、書き直しておきました。

それでは『ドラゴンオーバードライブ』終わり。

また、いずれどこかのライブハウスでお会いしましょう。

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『ドラゴンオーバードライブ』第三曲目。

-スタジオアッシュ-

「よーし、そんじゃ音合わせるぞー」

夢魔が号令をかけた。

「一曲目ぇ!宇宙戦隊B.O.F!」

 

そして順調に音合わせが進んでいく。

「ふー、ちょっと休憩すっか!」

夢魔がスタジオから出て行った。

「僕も喉カラカラだよー」

紫苑もスタジオから出て行った。

どうしよう…、次は俺の曲だ…。素直に歌詞まだ出来てませんって言った方がいいよな、やっぱり…。

そして、俺は夢魔に歌詞がまだ出来上がってない事を伝えるためにスタジオを出た。

「む、夢魔さ~ん…」

おそるおそる夢魔を探した。

すると、スタジオの入り口の方から会話が聞こえてきた。

「…だ……くすぶって……」

誰だ?何か聞いた事ある声だな?

「なんだよ!僕たちを裏切った癖にその言い草はさぁ!」

紫苑の怒鳴り声がスタジオ内に響いた。

俺は何事かと近づいていった。

「お~い、どうし…!!!」

…流牙だ!アジーンのヴォーカル流牙!!

俺は声を失った。

「おや?そこの彼…、もしかして僕の後釜かい?」

後釜?何言ってるんだ?

「とにかくよぉ、おめぇさんにゃ関係ねーんだよ。何しに来た、用件は何だ?」

「まぁまぁ、クールに行こうよ、最近ブレスが復活するって話を聞いたもんだからさ…、ちょっとアイサツにね」

騒ぎを聞きつけた黒須と如月も駆けつけた。

「いったいどうしたんだい?」

「何だ何だァ…?おー、こりゃこりゃ裏切りモンの流牙じゃねーかァ…、テメェ何しに来やがった!」

今にも食って掛かりそうな如月を夢魔が無言で制止する。

俺は何が何だか分からない。

「まぁ、特に用件は無いんだけどね、ただ、忠告しとくよ。キミ達がいくらあがいたって上には行けない」

「それだけか…」

夢魔が静かに聞き返した。

「そう。それだけ。あ、それとライブにはぜひ招待してもらいたいね。キミ達の無様な姿を見てみたいんでね。それにそこのキミに僕の後釜が務まるとは思えないけど?」

ゆっくりと俺に向かって指を指した。

「へっ!ライブにゃ招待してやんよ!オマエの居た頃のブレスだと思うな…」

そう言うと、夢魔は流牙に背を向けてスタジオ内に戻っていった。

「ふふっ、楽しみにしてるよ…」

そうして流牙も帰っていった。

紫苑はその後姿に向かって中指をおっ立てて、「べー」と舌を出していた。

その後、みんなスタジオ内に戻ってきたのはいいが、なが~い沈黙があたりを漂っていた。

何で流牙が?

ブレスって何?

そんな疑問が頭をグルグル回っていた。

そこで、俺は意を決して言葉を発した。

「あ、あの~、流牙とはどういったご関係で…?」

夢魔がふんと鼻を鳴らした。

それを見かねた黒須が説明してくれた。

「流牙はね…、元々僕たちのバンドのギターだったんだよ…」

「え!あのアジーンの流牙が!?」

「あの頃の僕たちはインディーズ最強と言われてた」

「インディーズ!?インディーデビューしてたの!?」

「知らないかな?”ブレス・オブ・ファイア”ってバンドだったんだよ」

「ぶ、ブレスオブファイアって言ったらあの超有名な!?」

「今は、昔の事を隠す為に偽名で活動してるんだけどね…」

「それが、B.O.F…、分かり易過ぎないですか?」

「まぁ、それはいい。その時にね、メジャーデビューの話が舞い込んできたのさ…」

「で、でも今は…」

「そう、今はそのごたごたでインディーズの事務所も辞めて単なる一アマチュアバンドに過ぎない」

「それがどうして…?」

「メジャーデビューの条件さ…」

「条件…?」

「メンバーの入れ替え…だよ」

「メンバーの入れ替えって…、今の皆のテクじゃメジャーでも十分通用するレベルじゃないか!」

「その…、メジャーではテクニックより、アイドル性が要求された」

「確かに…、アジーンって皆イケメンでアイドルバンドだけど…」

「紫苑は子供過ぎたし、如月もアイドルとは程遠い」

「うぉい!」

話を静かに聞いていた如月が突っ込んだ。

が、黒須は無視して話し続けた。

「そこで、紫苑と如月をメンバーから抜いて、新しいメンバーを入れて再結成させてからデビューさせようって話だったわけ」

「それで…、皆は反対したんだよな?」

「あぁ、もちろん…。ただ一人を除いてね…」

「それが…流牙!」

「そう、あいつはメンバー入れ替えに唯一賛成でね。メジャーデビュー出来ればそれでよかったんだよ」

「それで…、あいつのもくろみどおり”アジーン”としてメジャーデビューしたわけだ…」

杏太は全ての謎が解けたような気がした。

何故こんなに実力のあるバンドが埋もれていたのか。

その謎がようやく解けた。

「ただ、流牙とキミはとてもよく似ている」

「俺と…、流牙が?俺は仲間を蹴落としたりはしねぇ!!」

「流牙もね、始めはそんな事言ってたよ、でもだんだんといつまでもインディーズに居る事に納得いかなくなったんだろう」

「俺は…」

俺は思い出した。

街の巨大スクリーンに出ているアジーンを見て、あの舞台に立ってみせると決意したことを…。

そして今まで居たバンドを高みに行くという理由で散々脱退を繰り返してきた事を…。

「それにね。流牙は今ヴォーカルだろう?ブレス・オブ・ファイアはツインヴォーカルだったんだ」

「知ってます…、超有名でしたから…。実際聴いた事は無かったけど…」

ブレス・オブ・ファイアが活動していたのは、俺がこの街に来る前の話だ。

「流牙をヴォーカルに推薦したのは…、夢魔なんだ…」

「なんだって!?それじゃ、今俺の居る立場と昔の流牙の立場って…!」

「そう、まったく一緒なんだよ」

「なんで…、そんな事を」

黒須は夢魔の方をちらっと見てこう言った。

「多分ね、また同じ事が起これば、B.O.Fを解散するつもりなんじゃないかと僕は思うんだ」

「俺はっ!俺は…そんな皆を見捨てるような事しない!」

「今の日本のミュージックシーンはね、使い捨てなんだよ…」

「売れなくなったらポイッってやつか…腐ってやがる…」

「そうならない為にも、夢魔も慎重になってるんだと思うよ」

万が一メジャーデビュー出来ても売れなかったら…。

「夢魔さん、俺、まだ自分の曲の歌詞出来てません。でもライブ当日までには必ず仕上げます!」

杏太はいつの間にか口走っていた。

「そこで流牙に見せてやりましょう新生ブレスオブファイアを!アジーンなんか足元に及ばないライブにしましょう!」

夢魔は無言であらぬ方向を見つめたままだった。

「それじゃ、俺、歌詞考えてきます。黒須さん、今日の話参考になりました。おかげでいい歌詞が書けそうです!」

「そう、それは良かった」

黒須はにっこりと微笑んだ。

そして杏太はフライングVを持ってスタジオを後にした。

 

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「黒須、何で話した…?」

「あなたが話さないからですよ」

夢魔は「ちっ」と舌打ちをした。

 

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それから何度も音合わせをした。

メンバーの息もぴったり合ってる。

これならアジーンなんて目じゃない。

俺の曲の歌詞は完成してるが、ライブ当日まで秘密にしておくつもりだ。

「なぁ、いつになったら歌詞完成すんだよ、いつまでもラララ~じゃ、カッコつかねぇよ」

「大丈夫ですよ!俺に任せておいてください!」

「ホントに大丈夫かよ…」

夢魔は不安そうだった。

「そんじゃ、歌詞完成しなかったらお前の曲無しな」

「ちょ、ちょっと待って下さいよ!ホントは歌詞完成してます!」

「なら何で黙ってるんだよ」

「それは…、サプライズです!」

「意味分かんね…、あ!じゃあ、杏太の曲はアンコールに使う!」

「あ、アンコールっすか!?」

「ま、アンコールが無かったらお前の曲は無しってことだ。そうならない為にしっかり曲こなせよ?」

「は、はい…」

 

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そしてライブ前夜。

いよいよ明日は新生ブレス・オブ・ファイアのライブだ。

失敗は許されない。

「よっしゃー!やってやるぜぇ!!見てろよ!流牙!!」

そうして杏太は明日の為に早めに寝た。

「………眠れん」

気持ちが高ぶって眠れそうに無かった。

「漫画でも読むか…」

 

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今日のあとがき。

遂に流牙との因縁が明らかになりました。

そして、ライブ前日です。

チケットはもちろんソウルドアウトです。

なんせ、伝説のブレス・オブ・ファイア、今はB,O,Fとしてですけどね。

その復活ライブなんで、もちろんファンも大勢駆けつけます。

ただ、今のB.O.Fは地下活動してるので、ブレスオブファイア復活の事を知っているファンは多くありません。

なので、ブレスメインの対バンという形でライブをします。

果たして、杏太はプレッシャーに打ち勝つ事が出来るのか!?

これはライブシーンに期待ですね。

では、『ドラゴンオーバードライブ』第三曲目終わり。

それでは、また次のギグで…。

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『ドラゴンオーバードライブ』第二曲目。

杏太はバイトで工事現場作業員のバイトをしていた。

あと、残り六日であの楽曲を超える楽曲か…。

バイト中そんなことを考えながら、頭の中で音を作り上げていく。

「ガンッ!」

「おぅ、わりーな!そんなところで突っ立ってるからよ」

「ちょっ!ゲンさ~ん!酷いっすよー!」

角材がモロに頭に直撃した。

まぁ、一応メットはしてるけど…。

それと同時に積み上げていった音をすっかり忘れてしまった。

「あぁ~!!また一からやりなおしかよ…」

今日のバイトは散々だったな…。

 

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杏太はスコアノートを見ながら唸っていた。

 

ジャ~ン。

 

と、ギターを鳴らしてみるもののそうそう簡単にアイデアが浮かぶものではない。

「取り合えず、コードを繋げてみるか…」

 

ジャーンジャーンジャーンと適当にコードを並べてみた。

「ぉ?このフレーズいいかも…。このフレーズにこういうフレーズ繋げれば…」

 

ジャージャジャッジャッジャジャーン!

 

「おぅ!イケるイケる!!」

杏太はそれから次々とアイデアが浮かんできた。

「この調子で行けば三曲くらいは出来るんじゃねーか!?」

杏太はその夜、ギターを引き続けた。

 

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-一週間後-

「そういえば、ドコに何時に集合とか聞いてなかった…」

午後四時にアッシュの前でぽつんと立っている杏太。

アッシュに到着してからその事実に気が付いた。

すると、後ろから声が聞こえた。

「やほっ!杏太!今日も遅刻しないで時間丁度だね!」

この声は、紫苑か。

後ろを振り返ると、紫苑がガードレールによしかかって頭の後ろで手を組んでいた。

「聞いてよ~、時間厳守の杏太なら分かってくれると思うんだけどさぁー!B.O.Fのメンバーって全員遅刻癖酷いんだよ。いっつも僕が一番乗り、だけど、杏太が着てからは二番目だね!それとさ、それとさ!…」

紫苑はペラペラと次から次へと話題が出てくる。

どこにそんな話題を詰め込んでいるのか杏太は不思議だった。

「やぁ、お待たせ…」

「あー!黒須!また僕の次だよ~?たまには僕より先に来ててよぉ~!」

「ごめんごめん、髪の手入れに時間がかかってね」

紫苑が、むーっとしている。

「おりゃー!紫苑リーチ!!」

「あわわわ…」

如月は後ろから紫苑にゆっくり近づいて、ガッっと掴み紫苑をグルグル回し始めた。

「またパチスロですか…?如月」

「おう!今日は2万の勝ちだ!」

「これで合計マイナス24万円ですね」

「マイナス言うなァー!」

今度は黒須をグルグル回し始めた。

ギャーギャーと騒いでると、夢魔がふらふらとやってきた。

「おーぅ、やってんなぁ…、俺も混ぜてくれよ…」

「夢魔回すと吐くだろ、やだよ」

「どうせ俺は仲間外れ、どうせ俺は仲間外れ…」

夢魔は電柱によしかかりおいおい泣いていた。

「わ、分かったよ、回せばいいんだろ!?ほーれゆ~っくりゆ~っくり」

「うぷっ!」

 

~少々お待ち下さい~

 

「さて、今日が最終テストだ。これに落ちたらウチのバンドメンバーになるのは諦めてもらいたい」

さっきゲロ吐いてた人物が偉そうにしていた。

いつもの事なんだろう、メンバーは何事も無かったかのように夢魔の話を聞いていた。

「それじゃ、早速聴かせてくれないか?」

「あの…、三曲作ってきたんで、全部演っていいか?」

「ん?おう、せっかく作ってきたんなら演ってくれ」

「それじゃ」

杏太はフライングVを取り出して、早速演奏を始めた」

 

ギュイーン…!

 

…三曲全て演りきった。

どうだ、これが俺のサウンドだ!!

夢魔「う~ん…」

夢魔は唸っていた。

他のメンバーはなにやら自分達の楽器をいじり始めた。

そうして夢魔は重い口をようやく開いた。

「ボツ…だな」

杏太はがくりと肩を落とした。

「そうっすか…、わかりました。迷惑かけました。それじゃ…」

「おいおい、何勝手に帰ろうとしてんだよ!」

帰ろうと背中を向けた刹那、如月が声をかけてきた。

「え、だって、ボツだって…」

「バンドサウンドがギター一本でその音源の良し悪しなんてわかるかよ、俺たちがサポートしてやるからもう一回やれ!」

ちらりと夢魔の方をみた。

瓶ビールをあおりながら、椅子にどっかり腰を落ち着かせていた。

スタジオの壁には「飲食厳禁!!」と書かれている。

俺は若干いいのかな?と思ったけど、如月がこう言ってるし、もう一度やってみようと思った。

 

チッチッチッチッ

ギャン!ジャジャッジャッジャッジャ!

ジャーンジャーンジャーンジャーン!

シャンシャンタタッタッタッタ!

ボボンボンボンボン

 

す、すげぇ…、一回聴いただけで、ここまでコピー&アレンジが出来るのか?

この人たち…、スキルが半端じゃねぇ…!!

そうして、三曲演り終わった。

「ふぅ…」

演り終えた俺は、夢魔さんの方をちらりと見た。

瓶ビールはすっかり空っぽになっていた。

「どうだ?夢魔…?まだ文句あるか?」

「まさかお前らがそこまで熱上げるとはねぇ…。こりゃ、何かあるのかもね」

「…良かったな、合格だってよ!」

如月がニカッっと笑った。

「ご、合格…?マジで?よっしゃー!!」

「そんじゃ、これが俺たちの今までの曲目と楽譜とデモ音源。多分近々ライブすると思うからなるべく早く覚えろよな!」

一週間前聴いたLiving Dedという曲も曲目に入っていた。

「あの曲を俺も一緒に演るのか…。なんだかオラワクワクしてきたぞ!」

そして、ふと一番上の「オープニング」のところに記載してある文字を見た。

「う、宇宙戦隊B.O.F…?」

「あぁ、そりゃ、ウチのリーダーの趣味だ…。ああ見えて戦隊モノが好きなんだよ」

な、なんだそりゃ…。

と、思いつつ「宇宙戦隊B.O.F」の楽譜を見てみた。

………。

 

「宇宙戦隊B.O.F」

作詞/作曲:夢魔

さぁ、今こそ立ち上がれ

宇宙船地球号を飛び出して

スペースホエールに飛び乗ろう

僕のパパはスーパーサラリーマン

すっごい特技があるのさ

宇宙まで届くいびきをかくんだ

だから僕もきっとスーパーマンなのさ

悪の軍団をやっつけろ

カラフルなスーツを身にまとい

カラフルなマントを翻し

悪の軍団をやっつけろ

それが僕達の使命なのさ!

……………………………

 

「な、なんだ?このふざけた歌詞…?」

如月はしっと人差し指を唇に当て、夢魔に聞こえないように喋った。

「これはな、夢魔のお気に入りなんだよ、自分で作詞するっつって任したらこんなんになってた。文句を言おうもんならやつは鬼のように暴れまわるんだよ、だから、それについては触れるな。いいな?」

如月に念を押された。

「な、なんだか色んな意味でぶっとんだ人だなぁ…」

俺は苦笑いを浮かべながらそう呟いた。

「とにかく、ライブまでにはその渡した楽曲覚えてきてくれよ?頼んだぜ?あ、あとあの始めにココで演った曲…。あれ曲名何ていうんだ?」

杏太は困った。

曲名なんて考えてなかった。

「あ…、え~っと…」

「何だ?曲名考えてなかったのか?やれやれ…、曲が可哀想だな…」

「あ、あはは…、考えときます」

「あの曲アレンジしてライブで演るぞ。歌詞も考えとけ。あ、それと、俺ヴォーカルだけど歌詞覚えるの面倒だから杏太が歌え」

「えええぇぇぇーーーー!!!」

何言ってるんだ?この人!

 

こうして、杏太はB.O.Fのメンバー入りを果たした。

次はライブに向けてこの六つの曲を覚えなければ。

 

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「それにしても…、あいつにそっくりだな、杏太ってやつぁ…。それに夢魔があんな事言うなんてよ…」

「またあんな事にならなければいいんだけどね…」

「まぁまぁ!とにかくメンバー確保だよ!ようやくライブが出来るね!」

紫苑は如月や黒須とは違って明るくはしゃいだ。

「………」

夢魔は瓶ビールの空き瓶をクルクルと放り投げてはキャッチして。

それの繰り返しをして何かを考えていた。

 

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杏太は帰り道、街中の巨大スクリーンに映し出された、歌番組を見ていた。

今話題沸騰中のバンド、один(アジーン)が出ていた。

одинのヴォーカル流牙が司会者と喋っている。

「俺も…、いつかあの舞台に…!」

杏太はそう決意を固めて、足を踏み出した。

 

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杏太は部屋で歌詞を必死に考えていた。

今まで作曲専門だっただけに歌詞作りには慣れてない。

「あぁーーー!何て無理難題吹っかけてくるんだよあの人はぁー!!しかも俺に歌えだぁ!?理由が面倒だからだァ!?一体何考えてるんだよォ!!」

とにかく、俺は歌う事になってしまった。

B.O.Fのメンバーになれたのはいいが、これは計算外だ。

「とりあえず、歌詞…考えよ…」

 

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今日のあとがき。

遂にメンバー入りを果たした杏太君。

しかし、思いがけない事にヴォーカルまでやらされる始末!

さてさて、どうなる事やら…。

そして、B.O.Fメンバーが話している「あいつ」とは一体!?

皆個性強い中で、ひっそりと居る黒須君は出番が少なめでちょっと可哀想です。

さて、それでは『ドラゴンオーバードライブ』第二曲目終わり。

それではまた次のギグで…。

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『ドラゴンオーバードライブ』第一曲目。

「つまり、ウチのバンドを抜けるって事だね…?」

「あぁ、こんなお遊びやってらんねぇよ…」

「そうか…、残念だね…」

メンバーのリーダーがそう呟いた。

ヴィジュアル系崩れの顔がよりいっそう崩れた顔になった。

俺はもっと高みへ行くべき人間だ。

こんなお遊びバンドなんてやってられるか!

「それじゃあな…」

そうして俺はスタジオを後にした。

 

俺の名前は、木崎杏太(きさき きょうた)

バンドでメジャーデビューを志す夢を持った人間だ。

最近は夢を見失った若者が円満してるという話だが、俺は違う。

バンドで成功して、メジャーでデビューして一躍メディアで活躍するはずの人間だ。

今まで在籍していたバンドはクソだらけだった。

お遊びや、アマチュアで満足しているようなクソだらけのバンドだらけだった。

今や、仲間と言えるのは、愛用のギター”フライングV”ぐらいだった。

杏太はお遊びバンドに別れを告げたあと、街へ出て、愛用のフライングVを傍らに置き、缶ビールをかっくらっていた。

「なぁ…、俺たちの居るべきところへたどり着けるかなぁ…」

俺はフライングVに向かって話しかけた。

案の定、返事は無い。

「あ”ぁ”-!!明日からまたメンボ(メンバー募集)探しだなァ!」

杏太は「はぁっ」とため息を一つ付きフライングVを担いで6畳一間の部屋へ帰っていった。

 

-翌朝-

 

「うぅん…」

杏太の憂鬱な朝が始まった。

今日はバイト休みだから、楽器屋でも行ってメンボでも見てくるか…。

そうして、お馴染みの楽器屋に到着した。

楽器屋に付くや否や楽器屋の店長が大声で話しかけてきた。

「はっはっは!杏太!またクビになったんだってな!お前もそろそろ腰を落ち着かせたらどうだ?」

店長とは顔馴染みだが、未だにこのテンションには付いていけない。

「オヤジさんには関係無いよ。これは俺自身が決める事だから」

「がっはっは!こりゃ一本取られたな!それじゃ、気の済むまでメンバーを探すといい!」

「へぃへぃ、そりゃどうも」

そう言った杏太はメンボの張り紙が張ってある場所へ一直線に向かった。

「う~む…」

メンボの張り紙を見ると、「Dil en glayのコピーバンドやってます!興味のある方はぜひ!」

だとか「女子高生バンドです!17~25歳くらいのベースやってくれる人募集です!主にGOGO7199のコピーやってまーす!」

「SEXレーザー光線のコピーやってます。慣れてきたらオリジナルもやりたいと思ってます。下手ギター募集、年齢は20~30まで」

杏太はどれにも興味を惹かれなかった。

「邦楽ばっかかよ…」

流石に杏太も呆れかえった。

だが、ふと、あるメンボに目を奪われた。

「B.O.F リードギター募集。年齢、性別一切不問。テクニック重視。オリジナル歓迎」

杏太はこのメンボに何故か惹かれるモノがあった。

「おやっさーん!このメンボ貰ってくよ!」

「お!杏太の気に入るバンドが見つかったか?そりゃ結構結構!ガハハ!」

ここの店長はいつも豪快だ…。

 

**************************************************************

 

杏太は、アパートに帰ってからメンボを良く見てみた。

あからさまに汚い字。

だが、音楽にかける情熱が伝わってくるそんな募集メモだった。

「さっそく電話かけてみるか…」

メンボに書いてある電話番号に電話を掛けてみた。

「ぷるるるるっ」

「ぷるるるるっ…」

出ない。

今は不都合なのかもしれないな…。

そう思った杏太が携帯を切ろうとした刹那、通話状態になった。

「あ~…、もしもし?」

電話の先の人物はけだるそうに応答した。

「あの、バンドのリードギター募集を見て、電話したんすけど…」

「あ~、メンバー希望の方?ちょっと待ってて、今メンバーと話つけるから」

しばらく、通話状態のまま、携帯の先で会話してるのが分かる。

「…っていうことで、メンバーが…」

「今度はどんな人だろうね!楽しみだよ!」

「今度ばかりは逃げ出さないといいがな…」

「まぁ、いいんじゃね?取り合えずオーディションしてみれば?」

会話の内容が丸聞こえだ。

「おぃ~っす、話がまとまった。取り合えず、明日アッシュ(スタジオ)で待ち合わせしよう。四時集合でいいかな?」

「OKっす、それじゃ、明日四時にアッシュの前で…」

「そんじゃ、また明日ね~、遅刻したらオーディション無しだからね」

「わかった」

そうして杏太は明日、スタジオアッシュに四時に行くことになった。

 

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午後四時:スタジオアッシュ前

「うぅ~む…」

杏太は唸っていた。

そう、メンバーが誰一人現れないのだ。

「…俺、時間間違えたかな?」

そんなことを呟いていると、一人の少年が近づいてきた。

「やほ~、キミだね杏太ってのは、僕はドラムの紫苑(しおん)だよ!」

「もしかしてB.O.Fの?」

赤い髪の毛をした少年だった。

まだ中学生くらいじゃないか。

こんな子供がちゃんとドラムを勤められるのか?

杏太はそう思った。

「あー!今、こんな子供にドラム叩けるのか?って思ったでしょ!僕のテクニックを見て驚かないでよ~!」

この子は相当ドラムに自信があるようだ。

「そんな事は思ってない。実力重視だとメンボに書いてあったからな」

「ホントかなぁ?まぁ、いいけど?」

そして、ぞくぞくとメンバーが集まってきた。

「僕はベースの黒須(くろす)だよ、よろしく」

黒須と名乗った男は、黒髪に紫色のメッシュを入れたロン毛で、いかにもナルシストって感じだった。

「俺は、下手(しもて)ギターの如月(きさらぎ)だ!今日のオーディション頑張れよ!」

何故か励まされてる俺。

この如月という男は、金髪リーゼント、スタジャン、サングラスといった”いかにも”な格好をしていた。

「ところで、ヴォーカルがまだ来てないようだが…」

俺がその話をすると、紫苑と名乗った少年が喋り始めた。

「あ~、また遅刻してるね、夢魔っち…」

「夢魔…?ヴォーカルか?」

「うん、夢の魔って書いてインキュバスって読むんだけど、皆、夢魔(むま)って呼んでるよ」

そうこう話し込んでるうちに、その夢魔がよたよたと歩いてきた。

金髪、ピアスとアクセサリーでジャラジャラしていてホストのような顔立ちをしているが、どこか人をひきつける「何か」を持っていた。

「また飲んできたんですか?」

ベースの黒須が言った。

「アルコールは俺のガソリンなんだよ!」

夢魔はひょうひょうと言い放った。

「夢魔ァ!この人がオーディションに来た杏太さんだよ!」

紫苑が勝手に自己紹介してくれた。

「ど、どうぞよろしく」

「おーぅ、硬くならずリラックスして行こうぜ!」

そして集まった5人はスタジオ入りした。

 

*********************************************************

 

「まず、どうする?何か弾ける曲は?」

夢魔が提案する。

「洋楽ならある程度弾けるが、邦楽がいまいちわからん」

「じゃ、オリジナルは?」

「オリジナルなら何曲かある」

「じゃ、オリジナルちょっと弾いてみてよ」

突然のリクエストに杏太は一瞬戸惑ったが、オリジナルは自分の音楽性を証明できる唯一の武器だ。

このチャンスを逃す訳にはいかない。

そう思った杏太は、ガサゴソと、自前のエフェクターを取り出し、シールドを繋いで、アンプと繋げた。

杏太の一番好きな、オーバードライブの音色で勝負しようと決めていた。

 

ギャウゥン!

 

杏太の演奏が始まった。

これは俺の自信作で、誰にも負けない自信があった。

 

ギューン…。

 

演奏が終わった。

どうだ!これが俺のサウンドだ!!

 

「う~ん、イマイチだな…」

夢魔があっさりと俺のサウンドを否定した。

「なんだと…?」

続けて夢魔は話続けた。

「この音源にオーバードライブを使ったのは正解だと思うけど。イマイチ盛り上がりに欠けるね」

「そんな…」

「如月!お前ならこの楽曲どうやって編曲する?」

「そうだな…、こんな感じかな?」

下手ギターの如月がさっき聞いたばかりの俺のオリジナル楽曲をアレンジし始めた。

「な、なんだ、このサウンドは…!」

このサウンドは俺のテクニックより遙に上を行っていた。

「ま、そんな事だ。今回の話は無かった事に…」

「待ってくれ!もっといい楽曲を作ってくる!それまで、待ってくれないか!?」

夢魔がう~ん、と考えている。

「まぁ、この楽曲もアレンジすればモノになるみたいだし、いいよ。ただし、条件がある」

「条件!?何だ!言ってくれ!」

「一週間だ、それ以上は待てない」

夢魔はきっぱりそう言い放った。

「い、一週間か…。分かった、一週間で、何とか新しい楽曲を提供する。それがダメなら諦めよう」

「OK、それじゃ、今日はこの辺で解散といこうか」

「ちょっと待ってくれ」

杏太は異議を唱えた。

「お前たちの演奏も聴いてみたい、俺だけ試されるってのも尺に合わないんでね」

「ん~、めんどくせぇな。まぁいいか、そんじゃ、やるか」

夢魔はめんどくさそうにしてるものの、どうやら演ってくれるらしい。

「準備オッケー!いつでも演れるよ!」

紫苑はいつでもセッション出来るように準備していたらしい。

「僕もいつでもOKだよ…」

黒須も準備していたらしい。

下手ギターの如月もさっきの演奏で、準備は整ってるらしい。

「う~し、そんじゃ、行きますか、Living Ded!」

 

ギューン!

 

演奏は、ピックスクラッチから始まった。

スタタタッタタタタタタン!!

それに続くようにドラムスが小気味良いリズムを刻む。

それとベースがドラムと一体になってリズム隊を形成させる。

リフが終わり、夢魔が歌い始めた。

と、同時に鼓膜に直に響くような声。

 

~~~♪~~♪~♪

 

杏太は、その音に心奪われていた。

それほど、この音の集合体には人を魅せる威力を感じた。

「す、すげぇ…」

杏太は今までのバンドの陳腐さを改めて感じた。

 

ジャーン!

 

「す、凄い…、こんなバンドがアマチュアで活動してるなんて…」

「まぁ、世の中広い。俺等程度のバンドなんてその辺ゴロゴロしてるってこった」

夢魔が嘲笑気味に言った。

「いや、このバンドは絶対今のミュージックシーンを変えることが出来る!」

杏太は夢中になってそう言った。

「ま、リードギターが見つからない状態じゃ何にも出来ないんだがな」

「俺が、絶対このバンドのリードギターになってみせる!」

「あ、そう。それじゃ、一週間後を楽しみにしてるよ」

「分かった、一週間だな。待ってろよ、絶対納得させる楽曲を作ってみせる!」

「おぅ、頑張ってくれ」

 

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「中々良かったじゃん、あの杏太って人、何でメンバーにするのためらうのさ?」

紫苑が夢魔に話しかける。

「そうだな、まだ原石って感じだ。これからアイツはもっと伸びる」

「それじゃ、バンドに入れてからでも良かったんじゃないの?」

「忘れたのか?あいつの事…」

「忘れちゃいないけど…」

その話になると、如月が話しに割り込んできた。

「あいつの話はもうやめようぜ。それより、ラーメン食っていかね?」

「お、いいね。食ってくか、ラーメン!」

夢魔が話しをやめた。

紫苑はまだ納得していないようだった…。

 

**********************************************************

 

「一週間で、オリジナル…。それにあれを超える楽曲か…」

杏太は6畳一間の部屋で構想を練っていた。

「まぁ、やるっきゃねーんだけどな…」

杏太はB.O.Fなら自分が理想としてた活動が出来るとそう直感していた。

「おっしゃー!やってやるぜぇ!!」

そう意気込んでみたが、そうそうアイデアが浮かぶわけでもないので、取り合えず明日のバイトに備えて寝ることにした。

 

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今日のあとがき。

今回はバンドモノ。

これも短編でやろうかと思います。

で、自分で気に入った、もしくは人気の高かったものを連載しようかと…。

しっかし、いつもながら名前には一苦労させられる…。

名前考えるだけで、五分はかかるよ。

一応バンドマンっぽい名前を考えてみたんですけど、どうっすかね?

で、またタイトルなんですけど、何にしよう?

『ドラゴンオーバードライブ』ってのはどうかな?

なぜ、ドラゴンかは、後々説明していきます。

まぁ、勘のいい人は分かると思いますが、バンド名がヒントです。

それじゃ、『ドラゴンオーバードライブ』第一曲目終わりです。

それではまた、ギグで会いましょう。

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