『シーフ・ザ・チープ』第十一話。
「あ”ぁ”-もう歩くのめんどくせー!」
「カイル、口を動かす前に足を動かせ」
「ちゃっちゃとオーラで行こうぜ」
「バカだなカイル」
「何だと?」
「どこにそんな都合のいいオーラを持ってるヤツが居るんだ?居るならぜひ紹介してくれよ」
「ん~、ちょっと待ってろ」
そう言うとカイルはケータイを取り出してどこかに連絡してるみたいだった。
「あーもしもし?うん、オレオレ、あ?詐欺じゃねーよいいからすぐ来いよ。待ってるからな。んじゃ」
「すぐ来るってさ」
「誰に連絡したんだ?場合によっちゃお前を殺さなきゃならない事になるんだが」
「べ、ベルゼ!」
「大丈夫だよ、俺の女だから」
「あー、そうかいそうかい。マセガキが」
「お、来たみたいだぜ?」
「カイルー!もうどこ行ってたのよー!お父さんカンカンだよー!?」
「悪い。もう少し時間かかるんだよ。俺の計画はな」
「計画?何それ?」
「いいから黙ってテレポーテーション頼むわ」
「ぶー、何よー、呼んだのはそれだけー?」
「あぁ、そんだけ」
「おいおい、そんな言い方じゃレディーに失礼だろ」
「何?このチャラいの」
「チャ、チャライ…」
ベルゼが唖然としていると、少女は魔方陣を書き始めた。
「それじゃ、カイル御一行様ごあんなーい」
パチッ、パチパチッ!
「うわっ、何だ!?地面に吸い込まれる!」
「あー、シドはこういうの初めてか、大丈夫だ。ちょっと酔うけど問題ない」
「う、うわぁーーー!!…あ?」
あっという間に目的地に着いた。
「はい、ここでしょ。来たかったの」
「サンキュー、お前もう帰っていいぞ」
「何よ人呼び出しておいてその態度はー!」
「べ、ベルゼ。今の何?」
「あー、オーラは人によって違うからな、こういうヤツも居るって事さ」
「じゃ、じゃあベルゼのオーラってどんなの?」
「知りたいか?」
シドは黙って頷いた。
「ふっふっふ、そうか。そんなに知りたいか」
シドはコクコクと頷く。
「どうしよっかなぁ~」
するとカイルがベルゼに呼びかけた。
「おい、リーダーここでいいんだろ?」
「お、そうだな。サンキューお嬢ちゃん」
「ふんっ」
少女は鼻を鳴らしながらそっぽを向いた。
「やれやれ、どうやら嫌われたらしいな」
「早く俺の壺出してくれよ」
「メイス、出してやれ」
「えっと、壺、壺と」
ガサゴソとスーツに手を突っ込んで引っかき回していた。
「えっと、これかな?」
「そうそう、それ。返して」
「ベルゼ、いいの?」
「あぁ、返してやれ」
「はい」
「サンキュー。んじゃ、お先」
カイルはさっさと店に入って行った。
「んじゃ、俺達のお宝も全部出してくれ」
「あいあい~」
すると店の中から怒号が響いてきた。
「この壺がたったの25万だってのか!?ちゃんと見ろ!もっと値打ちあるだろ!?」
「これ以上譲歩出来ねぇな、この値段が納得行かないなら出てってくれ!」
「テメーは必ずぶっ殺す!」
「おう!上等だ!いつでも来い!」
「二度と来るかバーカ!」
バタン!
壺を持ってカイルが店から出てきた。
「ふんっ、こんなもんやるよ」
ベルゼに壺を差し出した。
「いいのか?25万もすんだろ?この壺」
「いらねーよ、それよりもっと面白そうなもの見つけたからよ」
「何だよそれ?」
「いいんだよ、早くお宝売って来いよ」
ベルゼがちんぷんかんぷんという顔で店に入って行った。
『シーフ・ザ・チープ』 続く。
***
今日のあとがき。
やっぱGはランスか…。
あ、モンスターハンターGWii版の話です。
いやぁ、難しいね。
みんないきなりレウスとか行くんだもん。
初期装備のワタクシは辛いです。
岩場の影からコッソリ覗いて倒したら剥ぎ取りに行くめっちゃ迷惑な奴がいたらそれはワタクシです笑
しかし、久しぶりの更新だなぁ。
設定とか忘れそうだ。
そうそう、仮面ライダーDCDが遂にワタクシの好きな電王の世界へ。
たけるんは出ないの?
そうか、ルーキーズだな!
映画見に行くかな。
そういやドロップの映画見に行きました。
いやー、良かった!
空いてたし。
まぁ新学期も始まって暇なのはプータローくらいですからね。
あの広い劇場に五人くらいしか入ってなかった。
みんな春休みに見に行ったのかな?
話が長くなりました。
さて、カイルの見つけた面白そうなものとは?
次回へ続く!
それでは今日はこの辺で。
でわでわ~。
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