« 『ようこそ!天空学園へ』第十話。 | トップページ | 『ようこそ!天空学園へ』第十二話。 »

『ようこそ!天空学園へ』第十一話。

ジャ~ン!

シマウマ「よっし!完璧!」

ジョー「あぁ、これで学祭に間に合うな」

みぃ「はぁ、この曲結構ハードね…。何度も歌ってたら喉痛めちゃうわよ」

シマウマ「それはいかんな、学祭まであと三日だ、それまで休むか?」

みぃ「いいえ、もう少し頑張るわ」

シマウマ「よく言った!さすがみぃ!」

マヤ「…ところで、申請はしたのか…?」

シマウマ「は?しんせい?何の?」

ジョー「体育館を使うんだろ?その申請の事だろ?」

シマウマ「………」

ジョー「っ!まさか!」

シマウマ「うっはっは!忘れてた!」

ジョー「笑い事じゃねぇよ!今から実行委員会に申請に行くぞ!」

シマウマ「うっへっへ!」

ジョー「ダメだ、イカレちまった…」

みぃ「こうなったらアタシ達だけでも行くわよ!」

ジョー「おぅ!」

 

***

 

だが、ここで、お堅い頭の副委員と衝突することになった。

ジョー「許可出来ないってどういう事だよ!」

副委員「ですから、催し物をやる際には一週間前までに申請して頂かないと許可出来ません」

みぃ「お願い!一生懸命練習したの!今から許可出来ないかしら?」

副委員「出来ません!」

委員長「ま、まぁ、副委員長、そんなに頑なにしなくても…」

副委員長「いいえ!これはルールです!ルールも守れない連中がまともな催し物をやるとは考えられません!」

委員長「あはは…、でも…」

副委員「委員長!学園祭を成功させる事が我々の役目ではないのですか!?」

委員長「だ、だけど、ホラ。バンドなんて盛り上がるじゃないか」

副委員「ふんっ!下らない!」

ジョー「下らない…?俺たちが必死に練習したものを軽々しく下らないなんて言うな!」

ジョーがバンッと机を叩く。

みぃ「ちょ、ちょっと、ジョー…!」

シマウマ「…よぉ!申請できたか?」

ジョーが怒り狂ってるときにひょうひょうとシマウマが現れた。

ジョー「申請できねーとさ…」

ジョーがポツリと呟く。

シマウマ「ほぅ、それはどこのどいつが言ったんだ?」

ジョー「そこの副委員だよ…」

シマウマ「ふむ、副委員長ねぇ…。委員長は何て?」

委員長「いや、ボクは学園祭が盛り上がるからいいって言ったんだけどね…」

副委員「委員長!こんな連中に許可してはいけません!」

シマウマ「副委員ねぇ…」

シマウマはノートをポケットから取り出すと、ペラペラとページをめくり始めた。

ジョー「何してんだよ!申請出来ないと、俺たち演奏出来ないんだぜ!?」

シマウマ「まぁ、焦るな。何々?副委員は…そうだな誰も居ない教室でキス…」

副委員「ちょぉっと待ったァ!」

シマウマ「なんだ?まだ続きがあるんだが…」

副委員「…どうして知っているゥ!」

副委員がシマウマに詰め寄り、問いただす。

シマウマ「さてねぇ…、俺には部下が何人か居るからそいつ等に聞いたら?」

副委員「くっ!わ、分かったわ、許可します…」

みぃ「やったぁ!」

シマウマ「へぇ、素直でよろしい。続きは秘密にしといてやるよ…へへっ…」

 

***

 

ジョー「あのお堅い副委員を黙らせるなんて、凄いな、そのノート」

シマウマ「へへっ、俺様のシークレットノートだ…」

ジョー「ところで、何が書いてあるんだ?」

シマウマ「そいつは見せれねぇなァ、いくらジョーでもこればっかりはな…」

ジョー「なんでだよ!」

シマウマ「お前は、他人の秘密を知りたいか…?」

ジョー「まさかっ!そこには他人の秘密がびっしりと!?」

シマウマ「ひひっ!他人だけじゃねぇぜ?お前らの秘密だってな…」

ジョー「マ、マジかよ…」

シマウマ「だから俺様には逆らわない方がいいぜ?」

ジョー「…みたいだな…」

シマウマ「ただ…、二人、このノートに名前が載ってない人物がいる」

ジョー「誰だ?」

シマウマ「シン先輩…」

ジョー「あぁ…、あの人は隠し事とかなさそうだもんな…ヘーキでシンナー吸ってるし」

シマウマ「っていうか後が怖ぇ…」

ジョー「あともう一人は?」

シマウマ「マヤ…」

ジョー「マヤちゃんか、神出鬼没だからな、マヤちゃんは…」

シマウマ「だが、俺はいつか、新世界の神となる…」

ジョー「何か聞いた事ある台詞だな…」

 

***

 

シマウマ「よっしゃー!申請も出来た事だし、ラストスパートかけるぞォ!」

ジョー「ところでバンド名どうするんだ?」

シマウマ「あぁ、それなら幾つか考えてきた」

ジョー「おぉ!どんなのだ?」

シマウマ「ハクバズとか…」

取り合えず、候補の一つを挙げてみる。

みぃ「ま、シマウマが思いついたバンドだからそれでいいわ」

ジョー「異議なし」

マヤ「…問題ない…」

シマウマ「え、いや、まだ他に色々考えてきたんだけど…」

みぃ「それじゃ、ハクバズの練習開始~!」

シマウマ「…はぃ…」

こうして、今日も練習が遅くまで行われた。

学祭まであと三日。

何としてでも成功させてみせる。

見てろよ、皆!絶対盛り上げてやるからな!

 

続く!

 

***

 

今日のあとがき。

今日のパロネタはデスノート。

もう使い古されてるけど、使っちゃうんだよなぁ…。

っていうかわざわざパロディにしなくてもいいような…。

で、バンド名はハクバズ。

何か響きが良かったからこれにしました。

最初はハクバズバンドだったけど、バンド取っちゃえって思って、取ったらいい感じになったからハクバズ。

後はキラーズとか思いついたけど、居たから却下。

さて、あと三日と迫った学祭。

果たして、無事成功出来るのか!

それでは今日はこの辺で。

 

今日の一言。

ブラザーズグリム見ました(遅い)

感想。

面白い!

中世時代が好きなワタクシにとっては、世界観も内容もガッツリきましたね。

細かい演出とかも面白かったです。

ヅラとか。

そんな訳で、オススメ映画、ブラザーズグリム。

でわでわ~。

|

« 『ようこそ!天空学園へ』第十話。 | トップページ | 『ようこそ!天空学園へ』第十二話。 »

小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 『ようこそ!天空学園へ』第十話。 | トップページ | 『ようこそ!天空学園へ』第十二話。 »